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2022/05/22(日)

 アマプラで観た映画感想文!

・JUNK HEAD(ストップモーションアニメ)
・グレートウォール(米中合作映画)
・良いビジネス(短編)
・ソルト(洋画)
・フード・インク(ドキュメンタリー)


・JUNK HEAD(ストップモーションアニメ)
 とんでもない時間と熱量が込められてるであろうストップモーションアニメ。セットと世界観はすんごい。音楽と脚本、ライティング、テンポやらはあんま。会話が造語で字幕を追うハメになるのだけど、その会話言語が耳障りで生理的に不快なのが個人的にはしんどかったな。


・グレートウォール(米中合作映画)
 万里の長城でザーグリングラッシュを迎え撃つような話。
 襲ってくるクリーチャーがスタークラフトというゲームのザーグリングと大きさも戦闘力も性質もイメージに近くて大変良かった! 細かいことはまぁよかろ! しょうもない恋愛要素を入れなかったのも好印象。


・良いビジネス(短編)
 人類が新しいクライアントと取引をする話。
 5分もない短編。シンプルに短時間でやりたいことをしていて好印象。
 短くてまとまっているのは良いことだ。冗長よりよっぽどよろし。


・ソルト(洋画)
 ソルトさんが仕事したりしなかったりする話。
『女神の見えざる手』を観た後オススメに出てたのをぽんぽんウォッチリストに入れてたひとつ。うーん、アマプラのオススメに出てくるやつはわりと機能してる!
 去年くらいから映画の感想をこうやって残すようにしたけど比較的万人にオススメできるのはチェンジリングくらいで、それの主演のアンジェリーナ・ジョリーがチェンジリングの次の撮ったのがこれのようす。このギャップよ。
 毛色は違うけど、これもアクションに寄っているとはいえほどよいバランスでオススメできるかも。アメリカとロシアの話でわりとタイムリー。


・フード・インク(ドキュメンタリー)
 アメリカの食肉関係のドキュメンタリー。
 鶏って科学の力とかで50年前より倍の速度で成長して、しかも倍でかいし胸肉も大きいんですって! 49日で2.5キロの成鶏!
 アメリカの農地の30%はコーン畑! 種子化学肥料、殺虫剤のおかげで収穫量もすんごい増えてる! コーン派生の色々は家畜飼料、スナック菓子、ドレッシング、ダイエット甘味料、ジュース、ケチャップ、チーズ、乾電池、ピーナッツバター、オムツ、鎮痛剤にも使われるそうな。
 とか、序盤はサウナンダー、という近代食料事情に関する知識満載でよいよい。あとはわりと地味で、現状のシステムが大量生産の面で良く出来てるのでよくある問題提起は弱くかんじられるかな。健康やら食については個々人が各々対応するべきで、とはいえそのきっかけになったりはするだろうからよかろ。


 今回はここまで。
 次回7月くらいのプレイムセールでデロンギ(コーヒーメーカー)買うかもなのでデロンギの価格によってはまたプライムに入るかもだ。

2022/05/19(木)

 アマプラで観た映画感想文。

・女神の見えざる手(洋画)
・ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(劇場版アニメ)
・ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(劇場版アニメ)
・ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(劇場版アニメ)
・シン・エヴァンゲリオン劇場版(劇場版アニメ)


・女神の見えざる手(洋画)
 原題は『Miss. Sloane』。ロビイストのスローンさんが仕事する話。結構前かもだけど夜ふかしで桐谷さんが良かった映画に選んでたやつ。
 これは観て良かった! B級映画が続いてたので、こういう無駄な部分を一切削ぎ落としたのがくると集中して観ざるを得なくてくらくらする。
 アメリカの銃規制についてがメインのロビー活動……ということで銃社会での具体的な数字を含めての被害とか、ロビー活動とはこういうことかー、とか教養も得られる上にエンタメとしても素晴らしい出来。
 文章にしづらいんだけど、受ける部分も結構広く作られてるなと感じる一方でひとは選ぶだろうなというのがあって他人に勧めるかといえば他のを挙げちゃうかな。デッド寿司とか。


・ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(劇場版アニメ)
 新劇は過去に破までは観たのだけど完結したようなので新劇場版をまるっと最初から視聴するぞ。テレビシリーズ・旧劇については世代なので何度もこすった前提です。エヴァンゲリオンは基礎教養。
 今作は復習がてらの懐かしいストーリーがハイテンポと劇場版クオリティでさくさく進む。デザインやら見せ方は改めて観ると結構独特。こういうアニメでここまでのディティールでやってるのってなかなか出てきてないのではなかろか。当時でもレトロだったカセットテープとかがなかなか時代を感じさせるけどそこは時代背景の説明というか、世界観の設定に貢献してるかな。


・ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(劇場版アニメ)
 使徒がいちいちかわいい。アスカもかわいい。
 古き良き明るく楽しいエヴァー、からの旧劇の香りを急にかもしだしつつ色々と前提条件が違って色々どうなる! みたいなかんじで楽しい。
 全く新規の人向けとしても旧作ファン向けとしてもエンタテイメントとして楽しめるのでは! シンプルに戦闘そのものをみると後付の覚醒みたいので上書きインフレされまくってくので好みでの食い違いを上げるとすればそこかな。


・ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(劇場版アニメ)
 序破急! さんざん話題になっていたけどできるだけ情報をシャットアウトしたうえで、完結してからまとめてみようと思っていたQさんです。
 わりと飲みながら視聴してたからか、ひたすら一方的で悪夢のような展開が続く印象。突然制御不能のアナザールートに飛ぶじゃん。
 作画も時々変。これは同人!? それとも夢!? いいえ公式です。
 どうしても旧劇との比較になるからこれは必要なのか、晩節を汚してないのか、とか気になっちゃう。とはいえ公式です。


・シン・エヴァンゲリオン劇場版(劇場版アニメ)
 エヴァ完結の作品なのかな。
 個人の感想と改めて前置きしたうえで簡潔に。
 アナザールートのひとつとして部分部分で補完に役立てられればいいかな、くらいの仕上がり。お話はなんでもありで別に納得も整合性も必要でないしで世界観を構築するディティールは失われたのでそれも蛇足かも。
 一本の作品として映像以外観るべきところは特にないかな。かといって映像もどうしちゃったの、って部分もあってかつ出来事も戦闘もあんまりなので別にではある。エンタメとしては『情報を食ってる』かんじ。あらら。

2022/05/12(木)

 アマプラで観た映画感想文。

・ゾンビーバー(洋画)
・バイバイマン(洋画)


・ゾンビーバー(洋画)
 ソンビーバーが頑張る話。
 美人さんが脱いでくれるし犬はかわいいしゾンビーバーもおもちゃ感満載でかわいいしで「こういうのでいいんだよこういうので」と心のB級映画愛好家ゴローも大満足。いいじゃないかいいじゃないか!


・バイバイマン(洋画)
 シャイボーイであるバイバイマンさん(愛犬家)が圧をかけてくる話。
 怪異としての規模感が小さくて事象もお話も単調で地味に感じられたかな。意外性がないというか惹き込まれる要素がないというか。カメラワークや構成なんかは全体的にいいし姪っ子もかわいい。が。


 と、謎のラインナップが続いたけど概ね『浅井ラム映画レビューにあった作品群でアマプラで視聴できるやつ』でした! 自分の意思では選ばないようなのがいっぱいで、良い出会いもあれば微妙な出会いもありました。
 あとはいずれ観ようとメモしてあったけど観られてないやつを消化してくぞ。