書いたり書かなかったり書かなかったり
CUBEのように四角い部屋が連なって、ビルのようになっている。外観は誰も知らず、未知の部屋も多い。 ひとつひとつがかなりの大きさで、上野駅の広場のような広さ。天井も高い。 髪を乾かすには陽にあてる決まり。しかし陽の当たる部分は限られている。夕暮れとコロッケの連想の似合うノスタルジックな風情。猫もいる。なぁと鳴く。悲しいくらいに痩せている。 ここは世紀末。強者が弱者を支配する世界。