アマプラの映画を観たり観なかったり。
・ゴンドラ(1987)
・IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019)
・ドーン・オブ・ザ・デッド(2004)
・ゴンドラ(1987)
コンドラ清掃してたら、部屋の中で文鳥が怪我をして困ってる少女を目撃する話。
子供からみた視野と世界の描き方がいいかんじ。あとはふた昔くらい前くらいの日本やら下北半島の田舎町の様子も観たいタイプなので楽しめた。
と、ファウンドに書いたのをコピペしてもってきたのだけど、あんな殺伐はしてなくて、微妙な距離感でじわっと交流してく映像と音楽が美しい作品。
おっさんのとこにはぐれ少女が舞い込んでくる系の話はちょこちょこあるけど結構好きなんだろうな。レオンとかスペースダンディの5話(『旅は道連れ宇宙は情けじゃんよ』)とか他にも色々ありそう。現実でやったら誘拐やら未成年者略取とかで逮捕のやつ。
演技はアレで逆にリアル感があるんだけど、序盤の女の子の言葉なんかは大人が考えたセリフを喋らされてるかんじが少し。後半くらいから言葉少なくて映像と表情の変化で心情をうまく表していて俄然よい。映像は結構冗長で速度上げたりはしたんだけどちゃんと集中して観てもよかったな。
・IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019)
スティーブン・キング原作の『IT』のリメイクの後編。
リメイク前編見てなかったから見てからにしようと思ったらもうすぐPrimeでの配信は終了っていうのですもの!
恐怖演出は音量バランスがところどころイカれてるけど全体的に生理的精神的にくるかんじでいい出来があの手この手。ただ長い。
ペニーワイズ自体は結構コミカルでユーモアも持ち合わせているので笑えたり、スティーブン・キングっぽい青春感なんかも感じられて色々な要素があってよろしよろし。長くて終盤がいまいちなので最終的な評価はやや残念かな。映像はお金がかかってて終始良いのです。
・ドーン・オブ・ザ・デッド(2004)
ジョージ・A・ロメロ原作の『ゾンビ』のリメイク。
アクションが多くて映像もわりとオシャレ。
ゾンビが元気に走ってて、その動く標的にヘッドショットバシバシ決めてたりでゲームちっく。ゾンビものでリアリティ云々は野暮とは思いつつオリジナルはわりとそこらはしっかりしてて雰囲気もしっとりしてて、ソンビものが『ゾンビ』を超えられないのはそこらかなとか思ったりもします。オリジナルの『ゾンビ』観たのわりと前だから思い出補正があるかもしれん。
原作とは別の部分で勝負という意味でアクションに寄せるアプローチは正しいのかな。全体的にゾンビ映画のいいとこはしっかりハイレベルに抑えていてこれはこれでいい出来。ショッピングモールはわくわくします!