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2023年07月12日

 プライムデーで1年分の買い物ついでに映画やらも見るですの。

・かそけきサンカヨウ(2021)
・ザリガニの鳴くところ(2022)
・エスター ファースト・キル(2023)

・かそけきサンカヨウ(2021)
 何事も起こらずふんわり恋愛、再婚やら家族愛等。
 まったく何も知らずに流した弊害で、こういった作品にまともに感想を書くことができないので絶望的に相性が悪いんだと思う。
 とはいえ全体的に演技が良かったのでヨカタよ。セリフやらでフィクション臭くはなるのをカバーする説得力があるくらい。とか、よく「邦画は演技が!」とか言い出すのでここに至れたなら観てよかったろ(子役はカウントせずともよかろ)。


・ザリガニの鳴くところ(2022)
 森で死体が見つかったぞ、から始まる話。
 不憫がすぎるけど色々な要素が詰まってて構成も巧みでよかったです。なにげに映像もすごい。
 ターゲットも表現したいなにかも違って比較するものでもないんだろうけど、ジョゼと虎と魚たちと似たようなボーイミーツガールからはこっちの方が自然だよな、というのは濡れ場に突入することへの感想。繁殖への本能が垣間見えたほうが人間らしいってもんだ。
『あなたが興味のありそうな映画』にあって評価のいい作品を予備知識無しで観たのだけど、ジョゼを観たことを学習されてるのかもしれん。タグはわりと違ったので気の所為かもしれん。


・エスター ファースト・キル(2023)
 エスターの前日譚。
 前作『エスター』は洗練されたサスペンス・ホラーで楽しいのでオススメ、としてネタバレを避けるスタンスだと必然的に書けることは減ってしまうかな。
 生きづらそうな女が生き生きしてる姿は人を魅了するよなぁ、ということでガバガバな今作も嫌いじゃないよ。生きづらそうなエスターはかわいい! 頑張ってあれこれしてるのを応援したくなっちゃう!

2023年06月26日

 アマプラ感想日記でおす。上2つ観てからかなり間が空いてしまったな。

・ファイナル・カウントダウン(1980)
・「艦これ」いつかあの海で(2022秋)
・ジョゼと虎と魚たち(2020)


・ファイナル・カウントダウン(1980)
 制作1980年くらいの時点で最新鋭の空母(ニミッツ)が真珠湾攻撃(1941年)の頃にタイムスリップする話。
 受け手によって評価が変わりそうで、酔って書くにはあれこれ複雑……!
 映像は古いけど米軍協力で本物を使ってるのでリアル、米軍の当時のあれこれがCGでなくガッツリ描写されててすんごく良い。というミリオタ的な面で楽しめないと評価は下がりそう。


・「艦これ」いつかあの海で(2022秋)
 あれこれが海の藻屑と消える話。
 どうして……なんで……。
 とにかく脚本が破綻しているので視聴者含め関わった人間全て悲しくなるような出来なんだけれど、ファンの方向すら見ていないこの仕上がりの歪さはc2機関及び『艦これ』らしいとも言えます。これこれ、このかんじだよこのかんじ!


・ジョゼと虎と魚たち(2020)
 ジョゼと虎と魚たちの話。アニメのバージョン。
 久々にプライム入ったところ『あと4時間で終了!』みたいにトップに表示されてたので。
 タイトルだけ知ってて原作未読だったんだけど、いざ観てみると比較的女性向けだったかな。とはいえジョゼの顔はとにかくいつでも可愛くてよかったです。
 ストーリーは気になるところもありつつ『原作ではフォローされてるだろきっと』みたいに脳内で補完しつつ最初から最後まで結構集中して観られたのでトータルではわりと好きなんだと思う。
 これ何度か書いててようやく自覚したんだけど『脳内補完でフォロー入れる』作品はなんだかんだ結構好きっぽいですね。今回に関してはなんか男女のあれこれもあったんで余分なエロ同人的なフォローも捗ったわ。
 ジョゼの性格についてはそうなった経緯もわかるけど、としつつそんな好きではないな! と余分なこともドンドコ書いて台無しにしていくスタイル。造形はとても好き。

2023年05月01日

 ペースの遅いアマプラ感想でおす。

・キャラクター(2021)
・パンズ・ラビリンス(2007)
・オテサーネク (字幕版)(2001)


・キャラクター(2021)
 芽の出ない漫画家志望者が殺人事件に巻き込まれたのをきっかけにどうこうなる話。
 前回のサブスク期間の最後に観て放置されてたのでちょっとうろ覚えな分、細かいことはさておいての印象で書くとむしろ本質をつけない? そうでもない?
 というワタクシの感想としては結構よかった! 全体的に質よくまとまってて久々に邦画で面白かったです、というかんじの好印象。全体的にキャラクターが良い。キャラクターだけになガハハ。ガハハじゃないワ。


・パンズ・ラビリンス(2007)
 少女が試練を乗り越えたりスペイン内戦してたりする話。
 構成は丁寧でわかりやすいし画作りも美しくて大変良い。
 女の子はかわいいしクリーチャーもミヒャエル・エンデっぽいファンタジーな造形でベリベリ良いのだけど、CGとはいえ虫が結構出てくるのでそこは普通にぞわぞわくる。
 全体としてわりと広い層に受け入れられそうな反面、痛いシーンやら生理的嫌悪感方面でもなんらか傷跡は残していくかんじ。
 エンドロールでギレルモ・デル・トロの名前があってなるほど感! わたくしMAMAって作品がとても好きでそれで名前を覚えてたんです。
 途中なんでそうなるの!? ってとこが結構喉に刺さった骨、でなく身体を貫く杭、くらいの勢いで根底を覆すかんじがある。なんらかの考察要素を残すためにあえてやってるのかも、って好意的に捉えられる程度に全体の出来はいいのでそれ含めて結構好き。
 

・オテサーネク (字幕版)(2001)
 不妊の夫婦と近所に住むロリとかの、概ねハートフルではない民話ベースのお話。
 サムネイルのかんじともうすぐ配信終了、評価わりとよい、というのであらすじも読まずに視聴。うーん、サブスクならではの贅沢な視聴の仕方!
 途中までは結構うわキツ、みたいなひたすら暗い展開が続く。
 暗くてキツいのはわりとこの作品の根幹部分で拭いきれなくはあるんだけど、途中から狂気がヤバい方向に進んで、その映像表現も楽しくてなかなか魅力のある作品だったな。登場人物達もなんだか憎めなくてヨカタデスネ。
 と、個人的には楽しめたのだけど完全にセンシティブ要素のあるカルト作品で、例えばファミリー向けに作られているものではないことは予防線的に主張しておきたい。

2023年04月18日

 2月頃観てたアマプラ感想日記!

・パラドクス(2018)
・イート・ザ・ワールド ~エメリル・ラガッセと世界を食す- シーズン1(2016)
・ラストナイト・イン・ソーホー(2021)


・パラドクス(2018)
 設定自体はよくあるループ物。
 オープニングで音楽が流れてて、それが登場人物のつけてたヘッドホンで再生されてた音だった、みたいなのは人物紹介として洗練されてるかんじ。聴いてる音楽でその人の一部はわかる!
 と、入りでわりとワクワクはしたものの、展開がダレるのと登場人物達にイライラする場面が多いのと絵面が汚いのが多いんです。食事しながらクソシーンに遭遇してクソ映画だなって思いました。
 ところどころ演出がよくて面白い場面はある。
 ちゃんと観ないと「おおっ」てならないワリにちゃんと観るほどのものでもないのかも。いや観るならなんでもちゃんと観なさいって。


・イート・ザ・ワールド ~エメリル・ラガッセと世界を食す- シーズン1(2016)
 これを書かずに放置してたワ!
 料理人の男が色々な国で食べたり作ったりする。
 海外の何かを観るのは結構好きなのでよいよいのだけど地味で実際自分が食べにいくわけでもないので「ふーん、サウナンダー」で終わりがち。


・ラストナイト・イン・ソーホー(2021)
 ロンドンの服飾デザイン学校に来た学生が頑張る話。
 分類はサスペンスホラーだけど色々詰め込まれてて楽しめました!
 序盤から程よい緊張感で伏線の張り方やらテンポやらカメラワークやら全体的によいかんじ。またこれか、とダレる場面がないわけでもない。音楽が流れるシーンでの音量はバカクソでかい。
 イギリスの60年代のあれこれが組み入れられてて、そういうのが好きだったらさらに楽しめそう。

2023年02月27日

・ザ・フード(2019)
・永遠の0(2014)
・ワイルドキャット(2022)


・ザ・フード(2019)
 ハーシー、ケロッグ、ハインツ、マクドナルド、ケンタッキーの誕生やら創業者にフューチャーしつつアメリカの歴史も学べるかんじのドキュメンタリー。
 よく知ってる製品の名前がざくざく出てきて好奇心も満たされるしアメリカの歴史について教養も得られて大変よろしゅうございました。
 登場人物が魅力的に描かれていて、中でもカーネル・サンダースに抱いていたイメージがまるっと変わったところが一番のハイライト。結果としては納得なんだけど店頭に立って微笑んでるあのビジュアルとのギャップたるや。


・永遠の0(2014)
 ゼロ戦乗りだった祖父の生涯を調べていくような話。
 ボソボソ喋ってて音量上げたら突如爆音! という問題が顕著。
 家庭用じゃないのは別にいいんだけど、飛行シーンとかで何度も流れるストリングスのBGMが耳障りとか、ボソボソ会話に大音量BGM被せたかと思ったら突如それを上回る叫び声をさらに被せてくるとかで音響が押し付けがましくてかなり嫌。
 演技やストーリーもそんなかんじ。感情的で演出過多。邦画らしいといえばらしいのかな。これはワタクシの好みの問題で、それが良い悪いという話ではなく、これで戦争映画観ない層にまで届いたのならば素晴らしいことです。なんつって。なんつってっつっちゃった。
 空戦やらの映像や馬場ボデー制作の原寸大ゼロ戦なんかはよかったです。


・ワイルドキャット(2022)
 保護した小さいオセロットを17ヶ月とかで野生に戻すようなドキュメンタリー。
 ……と思いきやどちらかというと人間にスポットが当たってたかんじ。メインはメンヘラ男だからそれが許容できるかどうか。とはいえオセロットは美しいし行きたくない場所の映像や動物が見られるのはよいことです。

2022年12月30日

・ぼっち・ざ・ろっく!(2022秋)
・ドライブ・マイ・カー(2021)
・チェンソーマン(2022秋) 12話


・ぼっち・ざ・ろっく!(2022秋)
 コミュ障がギターでちやほやされたい話。
 1話~3話くらいみてしばらく置かれてて、年賀絵描きながらまとめて流してたんだけど曲に説得力あってバンドアニメとして大変よかった!
 成長物語としても重要なところをちゃんと抑えてて『そうそうこういうのが観たかったんだよ』と最近足りなかった何かが満ち足りました! キャラクター的には喜多ちゃんが明るくて優しくて有能で弱くてかわいい。きくりさんが明るくて優しくて有能で弱くてかわいくて酔っ払い。なるほどつまり明るくて優しくて有能で弱くてかわいいのが好きなんだな。好きです!

 TVアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」本PV

・ドライブ・マイ・カー(2021)
 アカデミー賞国際長編映画賞。演出家が運転手を雇う話。
 約3時間と長かったんだけど結構色々詰め込まれててよかったな。素地としてシンプルに話が面白いしキャラが良い。
 脚本家、役者や舞台とかのお仕事映画の側面もあるというか、知らない世界を知れるかんじがある。ちょっとした旅行気分も味わえたりも。
 作中に意図的に棒読みを入れてギャップ萌えを生かしたりキャラクターにもひと癖もたせていて邦画演技やばい問題もあまり感じなかったな。
 濡れ場があからさまなのと、好き嫌いはやや分かれそうなので他人にオススメはしないタイプの映画で、原作は村上春樹でなるほど感。テキストが原作だとながら見しやすい! とにかく線を引きながら流してたのだけど、途中からちゃんと観る方に引っ張られたのでわりと好きなんだと思います。


・チェンソーマン(2022秋) 12話
 ちょこちょこ書いてはいたけど総合的には大変よかった!
 なんか最近話題になってたスラムダンクなんかも単行本は未だに持ってるけど当時のアニメは解釈不一致! つって一切観てなかったし幽遊白書も解釈不一致! つって観てなかったし旧ハンタも解釈不一致! っつって観てなかったみたいなことよ。別に新ハンタの改変部分は全く良くないしクラピカのチェーンの扱いや音楽については旧ハンタの方がよかっただろうけど! みたいなことをgdgd色々踏まえて今回のチェンソーは紙の単行本揃えたり複製原画飾ったりしてる程度のいちファンとして良かったよみたいなことよ。

 下書き状態だった解釈不一致話があったので貼っとくぞ。酔っ払いが大体同じこと言ってるワ。
===酔っ払いが雑に書いてるのであとで推敲する→しない
 解釈一致、の話だとスラムダンクはモロ世代で未だに単行本持ってるんだけど、当時解釈不一致でアニメは観てなかったから最近話題の映画PVの方がまだいい、みたいなとこ。幽遊白書も当時解釈不一致、旧ハンターも解釈不一致です。新ハンターは最初期のカイト、ハンター試験の寿司とかの謎改変以外はよろし。グルグルは大体微妙。寄生獣はわりと好き。ハイスコアガール良かった、ドロヘドロも良かった、ジョジョもよろし、BANANA FISHについては古い作品なのでアニメ化してくれたことにただ感謝。ARIAは微妙なとこ、漫画のセリフを実際に演技として聴いた時の違和感が……とはいえ曲は最高。とか色々だらだら書けそう。好みとしては原作準拠で余分なことしないで欲しいってのがでかいけど時代に則したアレンジやら尺の都合で削るのはしかたないってとこ。普通のこと言ってますね。

2022年12月26日

 年の瀬における感想文!


・チェンソーマン(2022秋) 8~11話
・スーサイド・スクワッド(2016) 
・ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020)
・アキバ冥途戦争(2022秋)


・チェンソーマン(2022秋) 8~11話
 概ね出来はいいのであまり細かいことは気にしたくないんだけど、コベニVSアカネ、デンジパワーVS岸辺は余分なアクションを加えてテンポ悪くなってるだけじゃなくキャラクターの魅力を落とすだけの行動でなんともでした。ちょこちょこ変な改変いらんのだけど尺の都合かしら、みたいなのがちらほら。マキマさんがすがすがしい顔して可愛かったりしたからいいか。未来の悪魔は解釈不一致とはいえ未来の悪魔のテンションなぞまぁよかろ。


・スーサイド・スクワッド(2016) 
 DCコミックスの世界観での囚人軍団が世界のピンチをどうこうみたいな話。
 キャラクターはコミカルでシンボリックながらもどのキャラ人間臭い部分があっていい。んでもって登場人物全員大体悪い。
 見どころは全般的にハイレベルなCGやら色々! シン・ウルトラマンの後だったからその対比がすんごかった。あとはハーレイ・クインの尻。ジョーカーの造形はこの作品的にはハーレイ・クインとの対比で良かったですね。


・ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020)
 強くて頭がおかしいようでいてわりと普通のいい女の話。
 アクションが現実的なラインギリギリを攻めてる上で、見せ方が華やか。それ以上の何かは特にはないんだけど2作続けてみてハーレイ・クインというヴィランについて学びを得ました。子役が性格もビジュアルも可愛くないことには触れないでおこ。


・アキバ冥途戦争(2022秋)
『仁義なき戦い』みたいなバチバチな抗争をアキバメイドでやるという頭おかしい話でなかなか面白かった!
 実際アキバメイド通りいくと、シマ単位がはっきりしてたり明らかにヤバそうな男がにらみを効かせてたりで文字通りシノギを削ってるんだけど、そんなのをふわっと昇華しててベリベリインタリスティングでした。
 年賀状絵&2023トップ絵を描きながら流してたんだけど、個人的にわりとなじみのある声優陣の演技やら歌も大変楽しめました!! まぁ年賀絵はブランクがアレで全12話流しても上がってないんですが……。

2022年12月08日

 Amazonのブラックフライデーセールで消耗品やらを10000円分以上買ったのでPrime入っとくか2%つくし、と入ったら「Primeにしたからプライム仕様クレカ送るワ」とかって、6月くらいにプライムセールでPrime入ったときに届いたのと全く同じカードが届いたワ。


・ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017)
・IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017)
・シン・ウルトラマン(2022)

・ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017)
 ベトナム戦争についての国家機密が新聞社にリークされました、みたいな話。
 事実を元にした『ゾディアック』という映画の感想で『ものごとを楽しむには知識が必要な場合があって、今回わたくしはそれが足りてなかった』と締めたけど今回もそれ。ベトナム戦争やらマクナマラ文書やら。
 映像的には街並みとか新聞の印刷の様子とか良かったけどそれは工場見学的な楽しさで、画作りという意味で気になったとこはなかったかな。アクションとかホラーとかでは無いのでそこは別に重視するとこではなかろ。
 お勉強的な意味合いも含めて&ストーリーも気になったのでわりとちゃんと観てほどほど楽しむことはできました。


・IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017)
 スティーブン・キング原作『IT』リメイクの前編。
 キャラ付けが良くて映像が大変洗練されててよいよい。
 予算が豊富でアイデアマンのペニーワイズ君がひたすら恐怖演出を繰り出してきて楽しい映画。スティーブン・キングらしい甘酸っぱさもありつつ。と、先にみた後編と同じようなことを書きました。こっちの方が子供がメインで冒険感とかも強いし終わり方も程よい余韻でよろしよろし。


・シン・ウルトラマン(2022)
 庵野監督によるシン・シリーズのウルトラマンのやつ。
 ウルトラマンや特撮に一切思い入れが無いし知識も無いのでただ一本の映画を観ただけの感想ですと前置き。
 とにかく演技がやばい。読み上げられたセリフが場面場面を繋いでいるだけ。ドーモ、邦画だけ演技が気になるマンです。いかになんでも邦画がマジのガチでやってこれとは思いたくないので意図的ってことにしとこ。
 キャラクターはコミカルでシンボリック。良く言えば個性があり悪く言えばリアリティが無い。だから演技にも違和感が出てくるんかな。それが良いのか悪いのかだとどいつもこいつも好きになれない辺り悪いだろ。展開が主にそいつらのスカした掛け合いで進行していくのがキツい。
 CGは特撮っぽさを意識してるとかってなるとワタクシが何かを言うべきものではないとしとこ。画作りは所々オシャレでたまにいいです。と、削って丸めて書いたけどどうにか着地できたでしょうか。
 ターゲットがウルトラマンファンだとしてワタクシはターゲットではなかったスマヌスマヌ。

2022年11月24日

 積んでるのはまだまだあるけどリアルタイムでも見るぞ!
 ということで

・「艦これ」いつかあの海で(2022秋)
・チェンソーマン(2022秋) 6~7話

 チェンソーは友人と同時視聴(ざっくり同時に流して、スキを見てテキストでやりとりするだけ)枠で毎回何らかあって楽しい。今週は名セリフ「人のお金で飲むお酒が一番美味しいですね」や名シーン、それに絡んだEDがすごくて過去イチの盛り上がり!


・「艦これ」いつかあの海で(2022秋)
 4~5年くらい前にやったアニメはなんというか色々アレだった艦これの久々の新作。単一嫁艦だった時雨が主役です!
 3話までみたところ演出がちぐはぐ。流れと絵とセリフ・演技が噛み合っておらず展開そのものはマッハなのに部分部分で間延びしている印象。
 原作やレイテ沖海戦を知っている前提で脳内補完をバチバチに決めてギリギリどうにか、ってかんじ。1つ1つのカットそのものや作画自体はいいので大変惜しい。作品単体では最低限必要な説明が足りてないので説得力が無いというか、それぞれのカットでやりたいことは伝わってくるがそこに至る経緯が描かれてませんというか。
 元の演出が古いブラウザゲーなので、原作ファンとしては脳内補完で色々やることに慣れているものの、実際映像になることで逆効果な部分が目立つな。戦艦であるところの扶桑がフワフワしたこと言いながら棒立ちで致命傷くらいすぎて「ああ、映像には写ってないけどここまで色々不調が続いた上で満潮辺りをかばったんだなきっと」とかアクロバティック脳内擁護が必要になるかんじ。これは1期の時にもウカツに沈む如月で同じようなことを思ったので根底は変わってないのかも。

 といったところで、ゲームそのものは引退して相当経っているのでした。途中からイベントのギミックと特効艦縛りが前面に押し出されてきて、あまりのマゾさに一切やめた。わたくしの艦これはレイテ沖海戦で終わってるのです。そんなレイテ沖海戦だったけど、満潮の経歴を知った上で見ると今作の満潮はわりと優遇されててかわいい。まだ途中なのでこっから雪風との絡みで巻き返す可能性がないでもない……、と思ってたら全8話なのに早速4話が間に合わない様子。うーん。


・チェンソーマン(2022秋) 6~7話
 超いい。チェンソーマンの良さがよく出てる回。ホルモンの曲を上手いこと使っていたのに加えEDがすんごい。

『チェンソーマン』第7話ノンクレジットエンディング / CHAINSAW MAN #7 Ending│ano 「ちゅ、多様性。」
 
 イントロで「あっ、あっ」となり、これがある時点でチェンソーのアニメは完全に成功したと言えますね!
 あのちゃんと真部脩一という組み合わせが見られてわらわは満足じゃ! 今回のEDだけでものすごい威力があることを書きたいけど筆舌に尽くしがたい。初めて使ったわ筆舌に尽くしがたいって。

 
 はいあのかわ。


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 はい真部脩一とやくしまるえつことハナエかわ。

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