黒柳徹子が薄暗い部屋で牡蠣のオムレツを作っている
縞々のところを焼くのがポイントだと徹子が言う
「ちょっと贅沢な休日の午後」というナレーション
できあがったオムレツを、薄暗い部屋で徹子は一人で食べる
書いたり書かなかったり書かなかったり
黒柳徹子が薄暗い部屋で牡蠣のオムレツを作っている
縞々のところを焼くのがポイントだと徹子が言う
「ちょっと贅沢な休日の午後」というナレーション
できあがったオムレツを、薄暗い部屋で徹子は一人で食べる
小さな温泉街のようなところ。
ざっと見ると20くらいの温泉があり、
ぞれぞれの温泉の20m程上には雲のような文字が浮かんでいる。
「癒されたい」「和プカ」「カゼイン和尚」「わかっとらんです」
等等。
どの温泉にすればいいのか、迷う。
チベットの山奥で、少女が山羊を解体している。
ほんとうは毛を刈る仕事をしたいが、それは妹の仕事。
血に塗れてもそれは決まっていること。
妹はふかふかの毛に埋もれその逆を願っている。
おそらくは神に近い、但し悪意の固まりのような存在によって彼女の内臓は1/3ほどになってしまった。
罰のようなものならばまだしも、ただ選ばれたというだけで。
動くことはもちろん、生きるために栄養をとることも、不要なものを排出することもできなくなってしまった彼女は、これからゆるやかに体内に毒を溜めて死んでいく。
男はこれから悪意に連れていかれてしまう彼女があまりに不憫で、彼女の出口も入り口もないその胃袋に最後の栄養を送り込む。
キラキラと青い細やかな光になってその栄養は彼女の隅々に、砂に吸い込まれる水のように染み渡る。
彼女は全てを受け入れていて、それでも涙を流してその行為を喜ぶ。
もういいからと、ありがとうと、表情だけで男に伝える。
彼女はもはや声すら出せない。
そして、これから徐々に腐っていく。
夢見が悪い。怒って飛び起きる系が結構続いている。
===
妊娠中の姉と、最近結婚した妹と会いました。苗字が違うのはなんだか不思議なかんじ。
自分が男だからかわからないけれど、胎内に子供がいるということに神秘と同時に恐怖のようなものも感じた。
何かの帰り。
プレゼント用の香水を探しにデパートへいくが、どこが売り場なのかわからない。案内板を見ようと出口の方に行って、そのままデパートを出てしまう。
出たそこはひとの往来の多い吉祥寺の裏道といった風情。すぐ近くにケバブを売るオープンカフェのような店があるのでふらりと入る。
ひとの入りは1/3程度。広く、20くらいはテーブルがあって、その全てにすでにプレートに乗った料理が並べられている。サラダとケバブ、あと何かと飲み物。
そのうちのひとつに座る。明らかに冷めている料理を目の前にしてどうしようかと思ったすぐ後に褐色の店員が来て、日本語でない言葉で何かを言い、伝票を置いて去っていく。
隣のカップルは「冷めている」などと言いながら全く同じ料理を食べている。見渡すが、厨房のような所はない。どこか別のところで作って持ってくるのだろうか。
ここは待たずに食べられる店。温かい料理が食べたいと思ってももう遅い。
電車に乗っている。それは電車というより汽車という趣で、車両によってはそれがひとつの大きな部屋になっている。
客席のある車両の窓際で、一緒に乗っている人とアラレの話をする。
初期の頭身の高い、敬語のアラレ最高。
そんなようなことを話していると、壁の一部が壊れているのを見つけた。
そこはレンガがむき出しになっていて、この電車はレンガ造りだと気付く。
相当古いものらしく、そこにはツタが這っている。
そのツタを見るともなしに目で追っていくと、タイム君がツタにからまってもがいている。
この状態ではアラレがうまく戻って来ることができない、とタイム君は言う。
助けると、それは紫色の蛙。騙されたと私は思う。
仕事にどうしても遅れてしまう。なぜならマクドナルドでハンバーガーを買いたかったから。しかし並んでいる客が大量で時間がかかりそうで、電話を一本入れる。遅刻はなぁ……、と思いつつ並んでいるが、一向に進まない。
というところで目が覚める。覚めたそこは家だ。時計を見ると、行くべき時間から5時間くらい経過している。超寝坊。寝坊を超えた寝坊。なにもそこまで、というくらい絶望的な気分になり、慌てて電話をかける。誰も出ない。焦る。
というところで目が覚める。覚めたそこは家だ。時計を見ると、いつも起きるくらいの時間。
しばらく訳がわからなかった。今日は休みだということに気付くまでも少しかかった。夢の中で夢を見ていたなんてまるでのび太のよう。