記事一覧

2023年04月18日

 2月頃観てたアマプラ感想日記!

・パラドクス(2018)
・イート・ザ・ワールド ~エメリル・ラガッセと世界を食す- シーズン1(2016)
・ラストナイト・イン・ソーホー(2021)


・パラドクス(2018)
 設定自体はよくあるループ物。
 オープニングで音楽が流れてて、それが登場人物のつけてたヘッドホンで再生されてた音だった、みたいなのは人物紹介として洗練されてるかんじ。聴いてる音楽でその人の一部はわかる!
 と、入りでわりとワクワクはしたものの、展開がダレるのと登場人物達にイライラする場面が多いのと絵面が汚いのが多いんです。食事しながらクソシーンに遭遇してクソ映画だなって思いました。
 ところどころ演出がよくて面白い場面はある。
 ちゃんと観ないと「おおっ」てならないワリにちゃんと観るほどのものでもないのかも。いや観るならなんでもちゃんと観なさいって。


・イート・ザ・ワールド ~エメリル・ラガッセと世界を食す- シーズン1(2016)
 これを書かずに放置してたワ!
 料理人の男が色々な国で食べたり作ったりする。
 海外の何かを観るのは結構好きなのでよいよいのだけど地味で実際自分が食べにいくわけでもないので「ふーん、サウナンダー」で終わりがち。


・ラストナイト・イン・ソーホー(2021)
 ロンドンの服飾デザイン学校に来た学生が頑張る話。
 分類はサスペンスホラーだけど色々詰め込まれてて楽しめました!
 序盤から程よい緊張感で伏線の張り方やらテンポやらカメラワークやら全体的によいかんじ。またこれか、とダレる場面がないわけでもない。音楽が流れるシーンでの音量はバカクソでかい。
 イギリスの60年代のあれこれが組み入れられてて、そういうのが好きだったらさらに楽しめそう。

2023年02月27日

・ザ・フード(2019)
・永遠の0(2014)
・ワイルドキャット(2022)


・ザ・フード(2019)
 ハーシー、ケロッグ、ハインツ、マクドナルド、ケンタッキーの誕生やら創業者にフューチャーしつつアメリカの歴史も学べるかんじのドキュメンタリー。
 よく知ってる製品の名前がざくざく出てきて好奇心も満たされるしアメリカの歴史について教養も得られて大変よろしゅうございました。
 登場人物が魅力的に描かれていて、中でもカーネル・サンダースに抱いていたイメージがまるっと変わったところが一番のハイライト。結果としては納得なんだけど店頭に立って微笑んでるあのビジュアルとのギャップたるや。


・永遠の0(2014)
 ゼロ戦乗りだった祖父の生涯を調べていくような話。
 ボソボソ喋ってて音量上げたら突如爆音! という問題が顕著。
 家庭用じゃないのは別にいいんだけど、飛行シーンとかで何度も流れるストリングスのBGMが耳障りとか、ボソボソ会話に大音量BGM被せたかと思ったら突如それを上回る叫び声をさらに被せてくるとかで音響が押し付けがましくてかなり嫌。
 演技やストーリーもそんなかんじ。感情的で演出過多。邦画らしいといえばらしいのかな。これはワタクシの好みの問題で、それが良い悪いという話ではなく、これで戦争映画観ない層にまで届いたのならば素晴らしいことです。なんつって。なんつってっつっちゃった。
 空戦やらの映像や馬場ボデー制作の原寸大ゼロ戦なんかはよかったです。


・ワイルドキャット(2022)
 保護した小さいオセロットを17ヶ月とかで野生に戻すようなドキュメンタリー。
 ……と思いきやどちらかというと人間にスポットが当たってたかんじ。メインはメンヘラ男だからそれが許容できるかどうか。とはいえオセロットは美しいし行きたくない場所の映像や動物が見られるのはよいことです。

2022年12月30日

・ぼっち・ざ・ろっく!(2022秋)
・ドライブ・マイ・カー(2021)
・チェンソーマン(2022秋) 12話


・ぼっち・ざ・ろっく!(2022秋)
 コミュ障がギターでちやほやされたい話。
 1話~3話くらいみてしばらく置かれてて、年賀絵描きながらまとめて流してたんだけど曲に説得力あってバンドアニメとして大変よかった!
 成長物語としても重要なところをちゃんと抑えてて『そうそうこういうのが観たかったんだよ』と最近足りなかった何かが満ち足りました! キャラクター的には喜多ちゃんが明るくて優しくて有能で弱くてかわいい。きくりさんが明るくて優しくて有能で弱くてかわいくて酔っ払い。なるほどつまり明るくて優しくて有能で弱くてかわいいのが好きなんだな。好きです!

 TVアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」本PV

・ドライブ・マイ・カー(2021)
 アカデミー賞国際長編映画賞。演出家が運転手を雇う話。
 約3時間と長かったんだけど結構色々詰め込まれててよかったな。素地としてシンプルに話が面白いしキャラが良い。
 脚本家、役者や舞台とかのお仕事映画の側面もあるというか、知らない世界を知れるかんじがある。ちょっとした旅行気分も味わえたりも。
 作中に意図的に棒読みを入れてギャップ萌えを生かしたりキャラクターにもひと癖もたせていて邦画演技やばい問題もあまり感じなかったな。
 濡れ場があからさまなのと、好き嫌いはやや分かれそうなので他人にオススメはしないタイプの映画で、原作は村上春樹でなるほど感。テキストが原作だとながら見しやすい! とにかく線を引きながら流してたのだけど、途中からちゃんと観る方に引っ張られたのでわりと好きなんだと思います。


・チェンソーマン(2022秋) 12話
 ちょこちょこ書いてはいたけど総合的には大変よかった!
 なんか最近話題になってたスラムダンクなんかも単行本は未だに持ってるけど当時のアニメは解釈不一致! つって一切観てなかったし幽遊白書も解釈不一致! つって観てなかったし旧ハンタも解釈不一致! っつって観てなかったみたいなことよ。別に新ハンタの改変部分は全く良くないしクラピカのチェーンの扱いや音楽については旧ハンタの方がよかっただろうけど! みたいなことをgdgd色々踏まえて今回のチェンソーは紙の単行本揃えたり複製原画飾ったりしてる程度のいちファンとして良かったよみたいなことよ。

2022年12月26日

 年の瀬における感想文!


・チェンソーマン(2022秋) 8~11話
・スーサイド・スクワッド(2016) 
・ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020)
・アキバ冥途戦争(2022秋)


・チェンソーマン(2022秋) 8~11話
 概ね出来はいいのであまり細かいことは気にしたくないんだけど、コベニVSアカネ、デンジパワーVS岸辺は余分なアクションを加えてテンポ悪くなってるだけじゃなくキャラクターの魅力を落とすだけの行動でなんともでした。ちょこちょこ変な改変いらんのだけど尺の都合かしら、みたいなのがちらほら。マキマさんがすがすがしい顔して可愛かったりしたからいいか。未来の悪魔は解釈不一致とはいえ未来の悪魔のテンションなぞまぁよかろ。


・スーサイド・スクワッド(2016) 
 DCコミックスの世界観での囚人軍団が世界のピンチをどうこうみたいな話。
 キャラクターはコミカルでシンボリックながらもどのキャラ人間臭い部分があっていい。んでもって登場人物全員大体悪い。
 見どころは全般的にハイレベルなCGやら色々! シン・ウルトラマンの後だったからその対比がすんごかった。あとはハーレイ・クインの尻。ジョーカーの造形はこの作品的にはハーレイ・クインとの対比で良かったですね。


・ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020)
 強くて頭がおかしいようでいてわりと普通のいい女の話。
 アクションが現実的なラインギリギリを攻めてる上で、見せ方が華やか。それ以上の何かは特にはないんだけど2作続けてみてハーレイ・クインというヴィランについて学びを得ました。子役が性格もビジュアルも可愛くないことには触れないでおこ。


・アキバ冥途戦争(2022秋)
『仁義なき戦い』みたいなバチバチな抗争をアキバメイドでやるという頭おかしい話でなかなか面白かった!
 実際アキバメイド通りいくと、シマ単位がはっきりしてたり明らかにヤバそうな男がにらみを効かせてたりで文字通りシノギを削ってるんだけど、そんなのをふわっと昇華しててベリベリインタリスティングでした。
 年賀状絵&2023トップ絵を描きながら流してたんだけど、個人的にわりとなじみのある声優陣の演技やら歌も大変楽しめました!! まぁ年賀絵はブランクがアレで全12話流しても上がってないんですが……。

2022年12月08日

 Amazonのブラックフライデーセールで消耗品やらを10000円分以上買ったのでPrime入っとくか2%つくし、と入ったら「Primeにしたからプライム仕様クレカ送るワ」とかって、6月くらいにプライムセールでPrime入ったときに届いたのと全く同じカードが届いたワ。


・ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017)
・IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017)
・シン・ウルトラマン(2022)

・ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017)
 ベトナム戦争についての国家機密が新聞社にリークされました、みたいな話。
 事実を元にした『ゾディアック』という映画の感想で『ものごとを楽しむには知識が必要な場合があって、今回わたくしはそれが足りてなかった』と締めたけど今回もそれ。ベトナム戦争やらマクナマラ文書やら。
 映像的には街並みとか新聞の印刷の様子とか良かったけどそれは工場見学的な楽しさで、画作りという意味で気になったとこはなかったかな。アクションとかホラーとかでは無いのでそこは別に重視するとこではなかろ。
 お勉強的な意味合いも含めて&ストーリーも気になったのでわりとちゃんと観てほどほど楽しむことはできました。


・IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017)
 スティーブン・キング原作『IT』リメイクの前編。
 キャラ付けが良くて映像が大変洗練されててよいよい。
 予算が豊富でアイデアマンのペニーワイズ君がひたすら恐怖演出を繰り出してきて楽しい映画。スティーブン・キングらしい甘酸っぱさもありつつ。と、先にみた後編と同じようなことを書きました。こっちの方が子供がメインで冒険感とかも強いし終わり方も程よい余韻でよろしよろし。


・シン・ウルトラマン(2022)
 庵野監督によるシン・シリーズのウルトラマンのやつ。
 ウルトラマンや特撮に一切思い入れが無いし知識も無いのでただ一本の映画を観ただけの感想ですと前置き。
 とにかく演技がやばい。読み上げられたセリフが場面場面を繋いでいるだけ。ドーモ、邦画だけ演技が気になるマンです。いかになんでも邦画がマジのガチでやってこれとは思いたくないので意図的ってことにしとこ。
 キャラクターはコミカルでシンボリック。良く言えば個性があり悪く言えばリアリティが無い。だから演技にも違和感が出てくるんかな。それが良いのか悪いのかだとどいつもこいつも好きになれない辺り悪いだろ。展開が主にそいつらのスカした掛け合いで進行していくのがキツい。
 CGは特撮っぽさを意識してるとかってなるとワタクシが何かを言うべきものではないとしとこ。画作りは所々オシャレでたまにいいです。と、削って丸めて書いたけどどうにか着地できたでしょうか。
 ターゲットがウルトラマンファンだとしてワタクシはターゲットではなかったスマヌスマヌ。

2022年11月24日

 積んでるのはまだまだあるけどリアルタイムでも見るぞ!
 ということで

・「艦これ」いつかあの海で(2022秋)
・チェンソーマン(2022秋) 6~7話

 チェンソーは友人と同時視聴(ざっくり同時に流して、スキを見てテキストでやりとりするだけ)枠で毎回何らかあって楽しい。今週は名セリフ「人のお金で飲むお酒が一番美味しいですね」や名シーン、それに絡んだEDがすごくて過去イチの盛り上がり!


・「艦これ」いつかあの海で(2022秋)
 4~5年くらい前にやったアニメはなんというか色々アレだった艦これの久々の新作。単一嫁艦だった時雨が主役です!
 3話までみたところ演出がちぐはぐ。流れと絵とセリフ・演技が噛み合っておらず展開そのものはマッハなのに部分部分で間延びしている印象。
 原作やレイテ沖海戦を知っている前提で脳内補完をバチバチに決めてギリギリどうにか、ってかんじ。1つ1つのカットそのものや作画自体はいいので大変惜しい。作品単体では最低限必要な説明が足りてないので説得力が無いというか、それぞれのカットでやりたいことは伝わってくるがそこに至る経緯が描かれてませんというか。
 元の演出が古いブラウザゲーなので、原作ファンとしては脳内補完で色々やることに慣れているものの、実際映像になることで逆効果な部分が目立つな。戦艦であるところの扶桑がフワフワしたこと言いながら棒立ちで致命傷くらいすぎて「ああ、映像には写ってないけどここまで色々不調が続いた上で満潮辺りをかばったんだなきっと」とかアクロバティック脳内擁護が必要になるかんじ。これは1期の時にもウカツに沈む如月で同じようなことを思ったので根底は変わってないのかも。

 といったところで、ゲームそのものは引退して相当経っているのでした。途中からイベントのギミックと特効艦縛りが前面に押し出されてきて、あまりのマゾさに一切やめた。わたくしの艦これはレイテ沖海戦で終わってるのです。そんなレイテ沖海戦だったけど、満潮の経歴を知った上で見ると今作の満潮はわりと優遇されててかわいい。まだ途中なのでこっから雪風との絡みで巻き返す可能性がないでもない……、と思ってたら全8話なのに早速4話が間に合わない様子。うーん。


・チェンソーマン(2022秋) 6~7話
 超いい。チェンソーマンの良さがよく出てる回。ホルモンの曲を上手いこと使っていたのに加えEDがすんごい。

『チェンソーマン』第7話ノンクレジットエンディング / CHAINSAW MAN #7 Ending│ano 「ちゅ、多様性。」
 
 イントロで「あっ、あっ」となり、これがある時点でチェンソーのアニメは完全に成功したと言えますね!
 あのちゃんと真部脩一という組み合わせが見られてわらわは満足じゃ! 今回のEDだけでものすごい威力があることを書きたいけど筆舌に尽くしがたい。初めて使ったわ筆舌に尽くしがたいって。

 
 はいあのかわ。


===

 はい真部脩一とやくしまるえつことハナエかわ。

2022年11月13日

・明日ちゃんのセーラー服(2022冬)
・ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 (2019)
・チェンソーマン(2022秋)

・明日ちゃんのセーラー服(2022冬)
 黒髪ぱっつんの明日ちゃんがセーラー服を着て学校生活を送る話。
 黒髪ロング&セーラー服!
 なんというか男性向け。ターゲットが明確でわたくしはターゲットだった、というような作品。少しフェティッシュで少しのエロ。
 とはいえこういったものにエロは求めてないし、健全にやっててもちょっとのフェチ要素で勝手にエロくなるのでのあからさまな描写は不要だったかな。同じ女の子だけのフィ……フェ……ファンタジーのツバキがそこはうまくやってた気がする。いや衣装はアレはどエロいんだけど!
 そうファンタジー! わたくしファンタジーを許容するものであります! ファンタジックJC最高!! 
『心が汚れてるからファンタジーだとかんじるんやぞ』
 絵は結構独特。アップになる時の瞳の表現にこだわりを感じる。背景美術やらもよいよい。


・ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 (2019)
 劇場版。『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は兵器として生きてきた子が、人々との交流で繊細な心の機微を学んでいくといったヴァイオレットちゃんの成長物語だけど、人間らしく成熟したヴァイオレットちゃんもいいものですね。
 と、今作もいい作品ではあるのだけど、地上波でやったあれこれがとても良かったのでそれは超えられないエピソードに収まっちゃってるかな。あれらはそうそう超えないです。と、昔の本編を流してるけどむちゃくちゃいいな! 

 ヴァイオレット・エヴァーガーデンについて書くにあたり新条ひなきちゃんについて書かねばなるまい!! いや声優さんが同じってだけで持っていくにはアイカツ! に対する思い入れというか書ける熱量みたいなものは大分失われていて、当時ちゃんと書いておけばよかったなと思った次第。書くことは大事なんです、と微妙に『手紙』が重要なテーマであるヴァイオレット・エヴァーガーデンと絡めてみました。
 書きたかった何かとしては
 どうしてミネアをいぢめるんですか(魔法陣グルグルランド)
 どうしてひなきちゃんをいぢめるんですか(アイカツ!)
 どうしてローラをいぢめるんですか(アイカツスターズ!)
 のどうしていぢめるんですか三段活用です。

 アンの声優さんが諸星すみれさんなんだよね。やっぱりアイカツなんだよなあ! と当時好きだった何かの残滓に繋げたがるかんじ。
 あとアニメで反射光入れてるのがまじで初見のとき度肝を抜かれたことも書きたしとこ。


・チェンソーマン(2022秋)
 2話まで観たぞ。
 PVの時は結構不安だったけど今のとこ解釈一致!
 マキマさんの声もデンジ君の声もよいよい。特にマキマさんの声がぶっ刺さる! EDの映像も毎回違うの? ステキ!
 その後5話まで観たぞ。尺の都合での改変はヨシ! 解釈一致!! 原作を愛してる何かで今までで一番解釈一致かもしれん。EDも毎回良い。
 マキマさんが最高でコベニちゃんが可愛いのは当然として、姫野パイセンが可愛くてびびる。作画と声優さんのパワー! あ、パワちゃんも可愛いよもちろん。
 チェンソーについては珍しくリアルタイムで追ってるのでちょこちょこ書いてこ。あのちゃんのED楽しみ。

2022年10月12日

 アニメを観たり消したりして優雅に過ごすぞ!
 ついでに気を使いまくって書いてるとつまらないので、いつも映画感想を書く時に意識してるようなゲインロス効果(落としてから上げればまぁよかろ、みたいな何か)も意識してあんまりなとこもちゃんと書いてこ。これが作品と向き合うってコトヨ!


・まちカドまぞく 2丁目(2022年春)
・パリピ孔明(2022年春)
・メイドインアビス 烈日の黄金郷(2022年夏)


・まちカドまぞく 2丁目(2022年春)
 シャミ子の敬語ともんものテンションの低い喋り方がkawaii。銀髪ぱっつんのリコさんもKawaii。癒やし……これが現代の癒やしです。
 ゲインロス? なんだそれは知らん。


・パリピ孔明(2022年春)
 三国志はにわかと名乗ることもできないレベルなのだけど『泣いて馬謖を斬る』のくだりは知っていて、それを使ったエピソードがちょっと面白かったのと金髪三つ編みがKawaiiので視聴継続。
 音楽が主軸の話だけど音楽には説得力が足りないかんじ。小説やら漫画の音楽表現をアニメにするのは難しいだろうなと許容しつつ、ラップ男が出てくる辺りは音楽性の違いで飛ばす。
 黒髪ぱっつんのベーシストが出てきてからその周辺はよいよい。相手側に感情移入できる作品は良い作品!


・メイドインアビス 烈日の黄金郷(2022年夏)
 1期と同じようにいいかんじに再構築されててよいよい、1クールで収まってよかったですね。
 音楽やら美術やらキャラクターやらとても良くて出来栄えとしては別格なんだけど、ストーリーについては好きだった冒険感とかはなくなってしまったかな。アビスがあっての物語だった今までと違って慣れ果て村は物語の為の舞台装置感がある。
 ……とかは置いといてパッコヤンちゃんが健気で勇敢でKawaii!
 パッコヤンちゃんはちょいちょい出てくる青髪ぱっつんの子。動画はネタバレ含むので注意。

『好きなキャラが出る部分しかそのアニメ観ない』とか『そのキャラの出る単行本しか買わない』とかいう人がいて『キャラ萌えクソにわかがよ……!』とか思ってたんだけどついに理解したかもしれんね。
 いや全部見ないとそのキャラをとりまく色々がわからんだろうが……!
 ということでパッコヤンちゃん(とマルルクとナナチ)の為に1期から見よう! 原作も読もう! メイドインアビス!

2022年10月03日

 積みまくってたアニメ感想。
・くノ一ツバキの胸の内(2022年春)
・SPY×FAMILY(2022年春)
・その着せ替え人形は恋をする(2022年冬)

 アニメを観なくなった理由に『最近のは作画がいいからちゃんと視聴しないと』ってのがあるんだけど、どうしてもながら見になってしまうな良くない。

 ダメ絶対音感(声優さんを当てる能力)も完全に衰えててイチから鍛え直しだな! と思ってwikiと照らし合わせてみたりするんだけど、衰えるも何も元からほぼ知らんかったワ。知ってる声にだけ反応して萌えときな。


・くノ一ツバキの胸の内
 くノ一の里で暮らす男から隔離された女の子達の話。
 Kawaii! おでこ比率高め! その他こまごまとフェティシズムを感じる。
 原作未読だったんだけど想像してたより女の子ばかりでヨカタ。高木さんとかも含めてまったくまじでナチュラルボーンKawaiiMakerですね……。
 自分のフェチポイントがどこにあったか、とかも新たに発見できる気もする。ぱっつんと横乳、素肌に鎖帷子ですね!


・SPY×FAMILY
 スパイが任務の為家族を構築してくような話。
 原作未読。さすがのジャンプコンテンツで導入やらキャラクター付けが洗練されててコミカルでキャッチーな娯楽作品でよいよい。
 もはや他者との会話にアニメが登場することはないので、完全に自分用に視聴するに辺り『この作品を視聴することは自分にとって有益?』とか考えずに楽しめるのはいいことです。細々教養も得られる!
 ちょっとしたカメラワークが巧み。早見沙織さんの声がたくさん聞けるのもよいですね。


・その着せ替え人形は恋をする
 ある程度の話題作だったので
『主人公の男がオタクに優しいギャルのコスプレ衣装を作る話』
 という概要は知ってたのだけど……と、この辺り色々書いては消し書いては消し。割り切りが必要だと感じた辺りアニメから離れてたブランクを感じるな。これはこれでいいものです。コスプレ方面やカメラ方面で学びがあったのもよかったですね。


 うーん、映画に比べて思うように書きづらいな。
 映画にはわりと好き放題書いてるくせになんなんだこの気のつかいようは。とはいえマイナス方面のことを書く為に13話とか流すくらいならそもそも観るななんですわぞ!

 そう考えると映画の2時間程度、という長さはわりと絶妙なのかも。