CUBEのように四角い部屋が連なって、ビルのようになっている。外観は誰も知らず、未知の部屋も多い。
ひとつひとつがかなりの大きさで、上野駅の広場のような広さ。天井も高い。
髪を乾かすには陽にあてる決まり。しかし陽の当たる部分は限られている。夕暮れとコロッケの連想の似合うノスタルジックな風情。猫もいる。なぁと鳴く。悲しいくらいに痩せている。
ここは世紀末。強者が弱者を支配する世界。
書いたり書かなかったり書かなかったり
CUBEのように四角い部屋が連なって、ビルのようになっている。外観は誰も知らず、未知の部屋も多い。
ひとつひとつがかなりの大きさで、上野駅の広場のような広さ。天井も高い。
髪を乾かすには陽にあてる決まり。しかし陽の当たる部分は限られている。夕暮れとコロッケの連想の似合うノスタルジックな風情。猫もいる。なぁと鳴く。悲しいくらいに痩せている。
ここは世紀末。強者が弱者を支配する世界。
温泉兼管理釣り場。
夜で、寒く、湯気が立っている。
魚を捕れる場所は狭く、3人までしか入ることができない。
私はそこを管理している。
ヤクザがいつまでも魚を捕っているので、後ろで待っていたヤクザがヤジを飛ばす。飛ばされた方のヤクザとの不穏な空気。
待っていた方がそこへ入る。どけ。しかし前にいた方もどかない。
しばらくの睨み合いからもみ合いになり、さらにしばらくしてどちらかが刃物を抜いた。キラリと白い光が反射した。魚のようだと私は思う。
丸腰の方が逃げる。私の方へと泳いでくる。
立っても肩まで沈んでしまうその温泉をうまく移動するには泳がなくてはいけない。
追っているヤクザが逃げるヤクザへと切りつけた。
きった。と私は声に出す。
唸るような声を上げて血を流しながらこちらに泳いでくる。
温泉だ。身体を動かしていると沢山の血が巡る。流れる。
透明に近かった温泉が赤く染まる。濁っていて汚い。
止めようとは思うのだけれど焦ってなんと言えばいいのかわからない。
ヤクザはばしゃばしゃと飛沫を上げて必死にこちらに向かって泳いでくる。
私のいるところは少し高くなっていて、そこへ上がろうとしているのか。
切った方も泳いで追う。赤い温泉を泳いで追う。振り回す。きらきらきらきらと刃物が光る。
それが怖い。
刃物はダメです。刃物はダメですとそればかりを繰り返して言う。
刃物はダメです。刃物はダメです。刃物はダメです。刃物はダメです。そればかりを。
夢をメモしてるテキストから変なのがあったので抜粋。夢は大体変だけど。
ハワイで俺たちは頭脳警察だ。
けえさんの車はなんかボタンで外装が変わる未来的。
2万水着代でわたすがドウ考えてもむり、
というか通帳の家具(でかいの)の80000円分さっぴかれてるのが狂ってる。
電話しようと誓う。
あとなんかサスケが俺たち頭脳警察とろうかで鉢合わせてに眠らされる。+2時間眠らされる。
ナルトに頼むけどむりくさい。
だが双子コースの値段は通常の3倍。ホテル代はその10分の1にも満たないのであった。
しかし、である。
男は思う。
『双子』、である。
なにを迷うことがあろうか。
定食屋みたいなところへ。
「オススメはこれとか、これとか……」
といって写真付きのメニューを指差す二十歳くらいの店員。
しょうが焼き、焼き肉、あとなんか似たようなの。
そのどれもにもマヨネーズが目立つ大きさで添えられている。
マヨネーズ付いたのばっかり勧めやがって、と思う。思うだけで声には出さない。
別にマヨラーでは無いのでスルー。ご飯とマヨネーズは合わないと思う。
と、いうことで焼きそばを注文。
すると、「テリヤキ味にします?」と、オススメぽい口調で聞いてくる店員。
テリヤキ味の焼きそば……? なんていうか、テリヤキと言われてもマクドナルドのテリヤキマックしか思いつかない。
あの味の焼きそば……。数瞬悩むも、結局のところよくわからないので聞いてみる。
「どんな感じの焼きそばですか?」
「えーっと、テリヤキ味の焼きそばです」
「そんなん名前聞きゃ解るんだよボケコラ」
と、怒ったところでいつもより1時間早く目が覚める。
起きてからも「ハンパな洋物ばっかり勧めやがって……」とまだ怒ってる。
書き起こしてみるとえらい短気な人だ……。聞き方も悪いよ。