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2006年05月22日

 何かの帰り。
 プレゼント用の香水を探しにデパートへいくが、どこが売り場なのかわからない。案内板を見ようと出口の方に行って、そのままデパートを出てしまう。
 出たそこはひとの往来の多い吉祥寺の裏道といった風情。すぐ近くにケバブを売るオープンカフェのような店があるのでふらりと入る。
 ひとの入りは1/3程度。広く、20くらいはテーブルがあって、その全てにすでにプレートに乗った料理が並べられている。サラダとケバブ、あと何かと飲み物。
 そのうちのひとつに座る。明らかに冷めている料理を目の前にしてどうしようかと思ったすぐ後に褐色の店員が来て、日本語でない言葉で何かを言い、伝票を置いて去っていく。
 隣のカップルは「冷めている」などと言いながら全く同じ料理を食べている。見渡すが、厨房のような所はない。どこか別のところで作って持ってくるのだろうか。
 ここは待たずに食べられる店。温かい料理が食べたいと思ってももう遅い。