アマプラ感想ニッキ。
・SUNNY(邦画)
ルーズソックス世代のアラフォー達が再集結するような話。
延々とうるさくて絵面が汚い。世代だけどわたくしはターゲットではなかった。あとどんなにアホな学校でもこんだけ全員ギャルってのはありえないとか、デフォルメの具合が好きじゃない。合う合わないがあり合わないものは観なくてもよいよい。ワンカットでルーズソックス時代のギャルが踊ったりするシーンが楽しげでよかった、ということも書きつつ視聴を断念。原作は韓国版らしいから、あればそのうち観ようかな。
・1917 命をかけた伝令(洋画)
ワンカットでなんか観たいな、と思って出てきた戦争映画。内容はタイトル通り。全編ワンカットでやるのかと思ったけど爆発シーンとかでセーブポイントみたいのがちょいちょいあって安心した。ワンカット・長回しは『カメラを止めるな!』とかあったけどものすごい努力と工夫が感じられてよいですね。
・ラ・ヨローナ ~泣く女~(洋画)
死霊館シリーズのスピンオフのお話。アナベルが一瞬出たくらいで死霊館要素はあんまりないな。ラ・ヨローナという過去あれこれあった悪霊がキッズを狙ってくる。子を亡くした母の霊、ということでジャパニーズホラー感がちょっとあるけどいつも通りのかんじで、特に目新しい演出はないかんじ。
・チャーリーとチョコレート工場(洋画)
ティム・バートンとジョニー・デップによるあたおかチョコレート工場のお話。
大昔映画館でみたやつだけどその一回しか観てないのでみちゃう。バイオレットまじかわ。ボブの子がカラテアクションとかして髪がふわってなるかんじは芸術。つまりチャーリーとチョコレート工場とキックアスは芸術。
という変態感想はさておき、建物のかんじとか色合いがティム・バートンっぽくて大変よい。全体的に悪い夢を観てるような印象で、けいおん劇場版のイギリス寿司屋でカレーのちライスを演奏するに至るシーンでも似たような酩酊感が味わえます。
ただウンパルンパが踊り歌うシーンの絵面は概ね不快で何を見せられてるんだという気になりその比率が多いので最終的に微妙な印象にはなるな。あとはチャーリーが拾ったお金を普通に使うのが日本人的倫理観にはモヤっとする。その後それによる良心の呵責とかで辞退したりってのが自然に感じると書いて善人アピールしちゃう。
・グリーンブック(洋画)
アメリカ! ってかんじのお話。
悪魔もキリストもゾンビも警官がドーナツを食うのも人種差別も日本人には心からの理解はできないんだけどウソだろマジかよって思うような差別のコンボに困惑する。そういう意味でも価値のある映画。警官がドーナツ無料なのは防犯の為だそうだけど!
ネットには大量に、実生活でも意外とナチュラルにレイシストが潜んでいて「お、おう……」って関わりたくなくなるんだけど、そういうおままごととは違う社会的なヤバさが60年代アメリカ南部にはありましたっていう。序盤でどうかと思ったんだけど評価が高かったので観続けてたら結果的には観てよかったという感想。今回の中ではチェンジリングの次点で好き。まだまだ観てないのばかりなので評価4以上でピックアップできてるかんじ。
昔アマプラで観たゲット・アウトっていう映画についても書いておけばよかったなー。色々考えたのにまったく覚えてないぞ。